敗戦により天皇権威低下、所謂無宗教状態に転落した日本。
戦後は、事実上の宗主国米USAが、戦前天皇の代りに、日本
に対する最高支配者として君臨。
戦前日本では軍部が、天皇の意向を無視しながら、憲法上の
矛盾(統帥権条項)を衝き、議会政治が軍予算にけちをつける
のは、天皇の神聖な統帥権にけちをつけるのに等しいとの屁
理屈で議会をへこませた。
軍部は暴走して実質自滅し、戦後に解体されたけれど、政治屋
どもと天皇意志との齟齬は、戦後も引き継がれた。
古来、政治権力者どもは、自らの地位を得るために天皇権威を
利用するにしても、天皇の意志、意向はどうでも良い。
その様なぬるい天皇制を余りに有難がるのはどうかと感ずるけ
ど、敗戦後の昭和天皇は、敗戦を素直に受け入れ、ほぼ孤立
無援の状況を受入れた。
戦後皇室規模を縮小され、昭和天皇は、皇室、天皇権威回復のた
めに策をめぐらせることが出来ず。
敗戦処理過程で、戦犯裁判を無しにすることが出来るなら、と退位
を検討したともされるけれど、自身の地位と引換に、戦犯の犠牲を
呑まされた。
しかし米穀を憎まず、戦犯を憎まず。政治家に対して、米穀に反抗
するな、基地問題で抵抗するな、沖縄に基地負担押し付けよ、など
と地域差別込みの指導をしたとされる。
戦犯に対しても、戦争での勝敗は兎も角、忠臣としては評価した。
戦後処理、戦犯処刑等が不当なものであるにしても、それを直接
に批判する靖国神社の流儀は下手で拙劣なやり方。
靖国神社や復古主義政治屋どもは、昭和天皇の意志を無視し、
昭和帝を不快にさせた。ただし昭和天皇の沖縄差別は問題。
今の基地問題に微妙な影を落とすのかも。
日本が戦後を本当に脱却するためには、連合国やUSAの偽善を
超える思想を構築するべきだ。
外来思想の権威に安易に便乗する左翼流平和主義、所謂自虐史観
は、憲法前文、国際社会で名誉ある地位を占めるとの目標と矛盾。
外国の意向に媚び、自分が国内言論人として有利になればそれで
良しとし、国益や一般国民の事を無視。日本を国際社会で不名誉に
する愚策。
徳川時代の平和等、日本の有益な歴史を思想として練り上げ、国際
社会に向けて発信する能力も意欲も不足、外来思想を受け売り、
そんな似非進歩主義知識人、言論人は淘汰されるべきだけど、退位、
譲位御意向お示しになられた今上陛下を批判、侮辱し、譲位否定論
をぶつ不敬右翼、似非保守もまた、淘汰されるべきだ。
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