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山の流れの様に、脱権力

右翼国家主義左翼破壊主義両方を批判、生態系の思想、脱近代、温故知新、等の方針で思想彷徨、摸索

憲法改定、出来ればやるべきだけど、安倍政権下での壊憲は断固駄目
安倍晋三著「美しい国へ」を読み直す。著者は、天皇は
古来一貫して象徴だ、とするけど、これは本音隠蔽。
 
天皇現人神思想、国家神道を否定し、天皇を「象徴」な
る曖昧概念でGHQが定義したことに不満、反撥するの
が自眠党右翼。天皇「元首」復活を企む。
 
著者は、USAの政治理念、理念の普遍性への信仰
を「ネオコン」を含むあらゆる国内勢力が持つことを紹
介しつつ、その思考が傲岸不遜であるかの判断を、感情
論として棚上げ。
 
USAの傲岸不遜は批判されて当然なのに、思考停止にな
るお粗末。ただ、日本国憲法に関して、著者は前文を引
用しながら、米穀の意志による日本圧迫への不満を示す。
 
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われら
の安全と生存を保持」するとの部分は、他の論客も批判、
現実離れだ、現実には平和軽視、好戦主義諸国が今でも
国際社会にあふれる、と。
 
著者は、憲法前文には、上の引用以外にも、もう一つ、
連合国への「詫び証文」があるとする。
 
「国際社会において、名誉ある地位を占めたい」は、妙
なへりくだりだ、と。芽茶苦茶な曲解。名誉が不満とは、
古賀茂明さんが指摘する通り、実力で国際列強に返り咲
きを果すこと、軍事力でも再び世界一流になることが、
安倍君の本音での目標と見られる。
 
著者は、戦後日本が集団自衛権を保持するものの行使不
可、としたのは矛盾、安保条約の双務性を害する、とし
てこの後解釈変更、法律変更を強引に進めた。
 
根拠として、国家の自衛権は、集団自衛権を含め、当然
の自然権だとする日本右翼思想を援用。
 
しかし、人民の自然権を制限するための憲法改竄を企む
一方で、国家に自然権があると主張するのは、恐るべき倒錯。
早大水島朝穂教授も批判。
 
国連憲章の自衛権規定を自然権、とするのは日本右翼の
誤訳、曲解と見られる。
 
国家権力機構は不自然、でも本能が壊れた人類は、仕方なし
に不自然なものを運営する。不自然なものは無い方が良い
けど、権力は、足が悪い人の杖の様なもの、必要悪。
 
この思想を、安倍君の様な素朴国家崇拝者は無視、拒否
する。
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