西洋近代Liberalismは、宗教等、古代以来の諸制度
を差別、抑圧の元凶とし、それらを批判、破壊し、
それらからの解放、Liberationを肯定すること。
それに対して、壊し過ぎだ、との反撥、批判を提示
するのが保守主義。France革命の破壊への反撥が近代
西洋保守主義を生み出した、が教科書流説明。
非西洋日本が、西洋Liberalismを真似しても、どこ
かに無理が出る。
近代西洋Liberalismの重要な事件と位置づけられる
France革命。これと日本明治維新とを比較する説がある。
西洋かぶれ、Franceかぶれの学者が、明治維新は革命と
して不徹底、中途半端で、古来の陋習を多く残したと批判。
しかし、日本が徹底して西洋化しろ、との目標を設定す
るのがそもそも無理。西南戦争で旧体制派、武家派が一掃
され、旧時代、徳川を徹底否定する態度が定着、France
革命批判の様な保守主義が生れず。
その点では、明治維新改革による変化は徹底したもの。
当時の権力者らが、西洋列強に日本が支配されることを
非常に恐怖したため、過去徹底否定は小さな問題とされた。
西洋近代文明を手本にして、近代国家体制を整備すること
が重要とされた。
日本が第二次大戦に敗れると、戦後、日本は西洋化が不足
したから駄目だ、の批判が再噴出、だから敗戦した、と。
日本は戦後GHQにより強制改革され、さらに西洋化させら
れたけど、それを含め、西洋化不足だ、と。
島国日本は、西洋等、大陸文明に比べ、古代階級制や
古代宗教の抑圧が弱い。社会矛盾が小さく、矛盾を宗教
理念に委ねるよりも、自然や無意識に委ねた。
でも近代日本知識人、Liberal派、外国かぶれ派は、日本
にも西洋の様な古代の抑圧があるかの如く偽装、捏造、
過剰批判した。
日本の過去、現状を悪い方に歪め、自分らが輸入した
解放理論を信仰すれば、幸福になるとの幻想ふりまき。
明治以来の日本主流派権力が、過去を過剰否定したの
に、それ以上の破壊が必要と主張する狂気。
21世紀初頭、小泉政権は、戦後主流派権力自眠党に所
属しながら、日本古来の農村型社会への徹底攻撃、構
造改革を実施、社会を底抜けにした。
これ以上の破壊はもう不要。日本をどう再構築するか
が課題。過去をそのまま再現する必要は無く、現代
文明を利用しながらで良いけど。
戦前回帰型似非保守右翼と外国かぶれ左翼の不毛な対
立は有害。
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