西洋世界が終焉する。格付け会社Moodysは、2008年に、USAは10年以内にAAAの格付けを喪失する、政府支出を根本から抑制することが無いなら、とした。
USAは、経済力衰退の故に、嘗て享受した軍事関与や軍事力の優越を維持することが不可能だ。西洋人にはglobalization地球化とは西洋化のこと。
自由市場や西洋資本を受け入れ、民営化、法の支配、人権や民主主義も。globalizationの最大の受益者はChinaだ。20世紀半ばまでは、西洋は、日本を例外として、近代を事実上独占した。
戦後日本は、Americaの属国、は言葉が過ぎるにしても、弱められた主権国家だ。西洋の主流派は、Chinaは発展とともに西洋化するとした。それは誤りだと判明した。
Chinaは世界を根本から変革する。Goldman Sachs社は、2027年に、Chinaが最大の経済規模になるとした。経済大国は政治、文化、軍事の面でも力を行使する。
Chinaは民族国家にあらず。古代以来の文明国だ。欧州は近代発生の地。近代性と欧州は不可分。しかし東Asiaの近代は欧州近代と大きくことなる。
歴史家David Landesは、近代欧州はChinaを遥か後方に置き去りにした、とするけど、日本の歴史家杉原薫は、欧州の奇跡、産業革命に対応する東Asiaの奇跡、勤勉革命が起きたとする。
1800年に日本の都市への人口集中率は22%。西欧では10%から15%。英国が産業革命でChinaよりも有利な点は、生産地近くに炭鉱が発見されたこと、奴隷労働による安価な繊維原料の綿を入手したこと。
欧州諸国間の植民地獲得競争が、欧州の、他の地域に対する軍事上の有利を確立した。奴隷貿易と植民地化無しには欧州の大躍進はあり得ず。
清朝の、海洋活動への関心が乏しい態度は、China文明が大陸文明であり、非海洋文明であるとの自己認識を反映した。
続き。
経済史家Angus Maddisonによると、Chinaの国内総生産は1820年からか1913年まで殆ど成長せず。
1950年にはむしろ低下した。地球経済は1800年の頃の様に多極化しつつある。19、20世紀の欧米への経済集中の方が異常だ。
植民地化が欧州を有利にし、他の地域の発展を阻害した。歴史家Peter Perdue教授は、経済近代化にはいくつもの道があり、英国はそのうちの一つを経由しただけ、とする。
Asia近代化は別の経路。欧州文明の根源はGreece民主主義、羅馬法、猶太基督教にあり、とされるのが通常。
Christopher Bayly元教授は、経済成長に関して、1800年よりも前の欧州をChinaから区別するのは、石炭の大量使用とAmerica後背地の存在だとした。
文化論や政治論は無意味。欧州の近代化は雛型であるよりも、特殊な例だ。
英国支配下の印度は殆ど経済成長せず。奴隷貿易でAfricaの人口は半減したと推計される。
東京で、道路横断の際に、信号破りは殆ど無い。同調圧力は莫大だ。学校生徒は皆同じ制服を着る。
日本のfashionは強力な同調。非個人主義を示す。慶大の経済学者嘉治佐保子教授は、日本の治安の良さを語る。
社会学者中根千枝は、日本では失業は社会全体の問題とされる、と話した。日本の電車運行はは正確だから、時刻合せが出来るほどだ。
中根名誉教授は、日本人は外見は西洋化したけど、中身は日本のまま、とした。
日本は19世紀に産業化を始めたAsiaで唯一の国だ。日本の基本の構成要素は5、6世紀のChinaと、19、20世紀の西洋。
道教は日本のanimismの伝統と融合し、神道に変異した。儒教は古代から日本のelite知識層に影響し、今でも統治ideologyを支配する。
日本は約14世紀の間Chinaの支配下に置かれ、その間大半の時期はChina属国、朝貢国の一つ。
China文明の優位を認めた。それが日本人の心性に深く刻印された。劣等感と防御性と初期の軍事性を持つnationalismが形成された。
コメント