日本は幕末に西洋列強から強制開国され、不平等条約を押しつけられ、屈服したけど、他の大陸Asia諸国に比べて、旧来文明の重しが軽く、急速な西洋化改革、近代化をすることが出来た。
近代日本はAsia最先進国、近代化の中継地、媒介者としてある程度の利益を獲得。
西洋先進国には劣るけど、他の東洋、Asia諸国よりは有利な地位を得た。
20世紀終盤、冷戦終結で日本の栄光は終了。
他のAsia諸国が近代化を進め、いくつかの国や地域が日本を逆転した。
日本の既得権益者らは諦めや往生際が悪く、政財官癒着構造の中で、労働規制緩和、法人税率引き下げ等の企業優遇策を導入させた。
人件費叩き、貧富格差拡大で、途上国型の経営、経済運営に逆戻りする構造改革へ暴走。
儒教流利己主義と共通する企業利己主義容認。
それで日本は国際競争力を回復すると期待妄想したけど、実効性あがらず。
globalismに呑まれて衰退。むしろ企業の法令遵守精神が衰退。
それでも作戦、改革(似非改革)失敗を権力者らは認めず。
地位にしがみつき、社会矛盾を拡大させる。
さらに、技能実習生と称する低賃金外国人労働者利用、事実上の移民政策を、欧州で弊害が明確化した段階で模倣追随する愚劣に転落。
現在は人類文明の大きな転換期、近代西洋の国際覇権が限界化。
明治以来、日本の主流派は近代西洋文明を模倣し西洋に追随したけど、岡倉天心ら一部は、東洋を団結させて西洋に対抗する戦略を模索。
それは挫折したけど、村山節の文明論が示す通り、近代西洋の有利は、本質の、永続するものにあらず。時代の巡り合せ。
21世紀以降、東洋が興隆し、西洋が没落する。
明治以降、疑似西洋と化した日本、名誉白人化した日本人は立ち位置が難しい。
構造改革流の無理な競争から撤収し、雌伏し、自らの個性を再確認するための試行錯誤に努めるのが順当では。
安倍元総理暗殺、清和会裏金問題で、怪しい形ながらglobalism脱却が進みつつある。
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