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Asia太平洋Journal、14年9月6日。Guy Almog著「日本国憲法の平和主義は神話」
日本国憲法を厳密な意味で平和主義とすることは出来ず。Edwin Reischauer博士は、日本の平和主義を賞賛した。
松井茂記阪大名誉教授は、日本国憲法の平和主義原理は全く独特のものだとした。
William Middlebrookさんは2008年に「平和主義を超えて、なぜ日本は「普通の国」にならねばならぬのか」を出した。
2014年に朝日新聞社説は、武器輸出新原則は、日本の平和主義を崩す、あるいは平和主義の本質を壊す、などと論じた。
Michael Walzer教授の正義の戦争理論はObama元大統領の、09年Nobel賞受諾演説でも示された。
受賞してもObama氏は平和主義者を名乗らず。名乗るのは莫迦げたこと。
著者は、日本国憲法9条は平和主義の代表で、Nobel平和賞に値するとの主張に不同意。
日本国憲法成立に最大の影響力を行使したのはMacArthur。Macが1964年に記したところでは、憲法9条を提案したのは幣原元総理。
同元総理の憲法9条提案は、道徳とは無関係。幣原は平和主義者にあらず。
日本国憲法第一章が天皇で、第2章が9条、の構成は、9条が天皇制維持のためのものであることを示す。
昭和帝は警察予備隊や自衛隊に賛成したから平和主義者にあらず。帝はMacArthurに対して、Korea戦争賛成の手紙を渡した。
MacArthurは、天皇制維持、昭和帝訴追回避のために非武装条項、9条が必要だとしたけど、それと平和主義理念とは無関係。
Charles Kadesは、自衛権、自衛戦争は否定され得ず、とした。Kadesは芦田修正の事前相談を受け、賛成。日本国憲法9条に平和の文字はあるけど、平和主義は無い。
伊太利の1948年憲法第11条は、国際紛争解決手段としての戦争を否認し、他国との平等を条件として、国家主権制限を認める。
続き。1984年中共憲法前文は、Chinaが世界平和を守るための努力をし、人類進歩の大義を促進する、とする。
1988年Brazil憲法は、Brazil人民は、国内外で、平和裏に紛争を解決することに関与する、と。
1972年北Korea憲法17条は、独立、平和、友好はDPRKの外交の理想、対外行動の原理だとする。
1993年Cambodia憲法1条2項、Cambodia王国は、独立種建国、平和で、永世中立非同盟国である。(第2章第7条、Cambodia国王は君臨すれども統治せず)
第53条1項、Cambodia王国は、隣国や他の世界中の諸国と平和共存する。2項、Cambodia王国は、決して他国を侵攻せず、他国に内政干渉せず、直接にも間接にも。
そして、あらゆる問題を、相互利害を尊重して平和裏に解決する。3項、Cambodia王国は、いかなる軍事同盟にも入らず、中立政策に反する如何なる軍事合意を結ばず。
4項、Cambodia王国は、領土内に如何なる外国軍事基地を認めず、自国軍基地を外国に設置することもせず。国連が要求した場合を除き。
5項、Cambodia王国は、外国から軍事援助を受ける権利を持つ。軍事装備、武器、弾薬、軍事訓練、その他を自衛と大衆秩序確保、領土保全のために。
誰も、上で紹介した憲法を根拠に、中共や南KoreaやCambodiaを平和主義国と定義せず、その国の憲法を平和主義とすることも無い。
多くの左翼日本人たちが、日本政府を平和憲法違反と非難するのは驚き。1928年のParis協定、Kellogg、Briand協定、不戦条約でも、自衛戦争は禁止対象に含まれず。
日本国憲法の戦力不保持規定は特異だ。1949年Costa Rica憲法第12条は、常設軍隊廃止、police力のみ認める。
大陸地域共同体の合意があれば、自衛のための軍事力が組織される。市民力に従属し、いかなる声明を発することも許されず。
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中央公論、 22年7月号。佐々江賢一郎、元外務次官。USA、NATOがUkraine戦争へ直接介入せず、の方針を示したのは正しい。
日本自衛隊が敵基地攻撃能力を持つことに賛成。防衛費をGDP比2%にするのは良いけど、それで十分かは不透明。核共有議論することに賛成。
Todd氏。Putin体制は専制民主制。冷戦後魯国は出生率を回復させ、地域大国としての地位を固めた。(魯国帝国主義者は地域大国の地位を不満とし、帝国復帰を追求)
USAはそれを認めずに魯国を見下した。USAは、魯国に資源を依存するGermanyに打撃を被らせるために深謀遠慮でUkraine戦争を起こさせた可能性がある。
(魯国を自滅させることが主眼、副産物でGrermanyを弱める。Todd氏は欧州内でGermanyを悪の帝国とするけど、USAをそれ以上の悪とする)
France、GermanyがUkraineを軍事支援することに反対。統一通貨EUROに不賛成。LePen氏は本音では大統領やる気無し、落選確定の際に安堵の表情を見せたと感じた。
神余隆博、関学大教授、元外交官。国連安保理には構成員資格停止に関する規定は存在せず。
嘗て人種隔離時代の南Africa政府代表団を総会出席停止にしたけど、今回の魯国に同様の措置が可能かは不透明。
国連憲章改定は、総会構成国の3分の2以上の賛成、全常任理事国を含む3分の2以上の加盟国による批准が必要。
Ukraineは、魯国が国連再加盟手続きをせずにSovietの議席を継承したことを問題視。
▲中央公論22年9月号、現代戦の洗練と野蛮。鈴木一人東大教授、Ukraine側はnetを駆使、21世紀型戦争。
魯国軍は20世紀型、戦車と塹壕戦術、19世紀の帝国主義理念。魯軍はUSA人工衛星への攻撃が出来ず。魯軍は軍内通信もうまく出来ず。
尖閣に来襲するChina漁船は衛星通信で北京政府の指示を受ける。日本は有事の際に国際世論を味方につけねばならず。USAだけを頼りにするのでは不十分。
土屋大洋慶応大教授。魯国のhybrid戦は、8年前のCrimea攻撃の持と同じで進化せず。魯軍は、烏国全土を掌握する準備が無いのに開戦した。
Putin大統領の発信は国内向け。国外での反応はどうでも良い。国内支持率取れれば良い。
USAの反魯は、2016年大統領選挙への魯国介入の故。日本は1対1では中共に勝ち目無し。
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euronews.com。Shona Murray記者、亡命魯国人富豪Khodorkovsky氏に聞く。
NATOは、Ukraineへの武器提供、Ukraine兵士訓練で協力せよ、さも無くば戦争がNATO領域に拡大する。
Putin大統領は戦争で支持率を上げたい一方、隣国民主化への恐怖がある。戦争で支持率高める作戦はこれで4度目。
COVIDによる情報遮断で、彼はUkraineが簡単に降伏すると妄想した。力を行使せずにPutin側と合意することが可能と信ずる西側の指導者がまだ存在する、大きな誤りだ。
Putin氏は強盗だ。欧州高官Josep Borrelさんが、戦場で決着をつけるのが先、交渉はその後、と正しいことを話した。
放置すればNATOは直接戦闘に追込まれる。経済制裁は2014年の問題、今は制裁で暴力を止めるのは不可能。
Putin勢の軍備はUkraineの20倍、この差を埋めよ。Putin後Russiaは議会が機能する連邦国家になるべきだ。
▲文春digital、 22年6月11日。Khodorkovsky氏談。対外武力行使はPutin体制の核心。
COVIDでの面会制限で、大統領は正確な情報を得られず、Ukraineに関する嘘情報を吹き込まれた。
すぐに勝つと錯覚。大統領は、遺産作りに執着。10世紀のVladimir大公に肩を並べたい。
2016年に大公像を建てた。2000年、第一期就任直後の大統領は、民主主義の仮面を使用したけど、同年8月の潜水艦沈没事故への対応で早くも疑問を感じさせた。
03年、大統領から個別に呼び出され、思考の差を認識。投獄を覚悟したけど、その時点での亡命は罪を認めること。(冤罪を甘受して相手に貸しを作る)
Siberiaでの懲役10年を受け入れ。釈放後に英国移住。
▼文春online版、西側は選挙で国民が多額のUkraine支援に反対するから折れて来る、がPutin政権の読みだと推測。西側は断固として支援を続けよ。
▲afpbb.com。22年3月3日。Khodorkovsky氏談。Putin大統領は被害妄想が昂じて侵攻を命じた。自滅だ。魯国経済破綻で 1、2年後に失脚。
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Dugin著「第四の政治理論」
近代の3大政治理論、Liberalism、共産主義、fascismに破産宣告、それらを超える第4の理論を提示すると豪語。
fascismでは全てが右派版のHegel主義を土台とする。HegelはPrussia国を歴史発展の頂点だとした。
Giovanni Gentileが、この概念をItalyに適用した。Nazi人種主義者はAryan人種が他の、人間以下の種属との闘争をするのが歴史の主題だとした。
第四の政治理論は、複合主題を採用する。人種差別は排除されねばならず。Germanyは、Naziの人種差別の故に、政治への参加を、長期間禁止される。
経済と、良くてecologyに限定される。国家社会主義と、人種差別は分けられるべきだ。西洋が人種差別を禁忌にしたのは魔女狩りだ。
Franceの左翼反人種差別は、次第に人種憎悪を拡散させる中心と化した。Africa出身者ですらfascistと非難される。
China文明は死者のcult、死者崇拝の上に建てられる。死者の地位はある意味で生者よりも高い。
進歩思想は過去人を虐殺するに等しい。これこそ本当の人種差別。(怪論法)
一極主義地球主義も人種差別だ。
globalizationは、西洋の歴史とAmerica社会の価値を普遍の法とし、本来地域限定の、歴史上特殊な諸価値の上に地球社会を建てることを試みる。
民主主義、市場、議会主義、資本主義、個人主義、人権、無限の技術発展、これらは本来地域限定(管見では人権や技術には普遍性がある)なのに、globalizationは人類全体への押し付けを試みる。
非西洋人らは西洋の基準よりも劣るとされる。globalizationはAnglo -Saxon民族至上主義だ。(管見では民族否定だ)人種差別思想だ。(人種を含めて生物性自然性を否定するものだ)
諸社会を序列化する思想は誤りだ。ある社会が他の社会よりも良いとするのは人種差別だ。(民族差別だ)非科学であり人道に反する。
これが第四の政治理論の中心公式。第四政治理論は多極化世界、多極価値観を主張。第四政治理論はethos概念を最重要視する。
▼続き。新左翼の特徴。理性拒否、sex禁忌を克服、麻薬合法化、既存社会や政府の構造を破壊。Liberal自由主義とその変容。1932年、Germanyの民族Bolshevik主義者Ernst Niekischは「Hitler、Germanyへの災難」と題する本を出した。
彼は著書で、人の尊厳は、常に否を口にすることが出来る点にあるとした。反Naziの立場。
西洋文明の要約としてのLiberalism、その定義。個人が万物の尺度だ、私有財産が神聖だ、との信仰。
機会の平等は社会の道徳、法だ。政府を含む社会政治制度は契約を土台とする、との信仰。
政府も宗教も社会権威も、共通真理を主張することを許されず。権力分立、市民社会創設、市場関係が政治よりも優位。
西洋の歴史過程を人類普遍だとする。Adam Smithが経済学聖書の著者だ。何なにからの自由。Liberalが追求するのは、何なにからの解放。(否定、破壊の論理)
何かへの自由は各人が決めることにされる。何からの自由の中身は、政府からの自由。政府による経済、政治、市民社会への介入からの自由。
教会や教義からの自由。階級制度からの自由。経済の共同責任からの自由。労働の結果を再分配することに反対。
(これはLibertarian。政府を信用せず、旧来宗教を信仰。Liberalは宗教を軽視し政府を信用、再分配推進)
民族性からの自由。集団同一性からの自由。Liberalは家族や男女の差異にも反対、妊娠中絶の自由に賛成。
Marxが自由主義を批判し、Hayek、Popperらの新自由主義者がMarxを批判。Liberal自由主義と近代後。
魯国にはLiberal思想は存在するけど、Liberal自由主義者は存在せず。Liberal思想の原理はRussia社会の本能と呼ぶべき基礎と無縁だ。
地球規模の十字軍をUSA、西洋に対して、globalization、Liberal自由主義に対して仕掛ける。10、未来は存在するのか。
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Martin Jacques、Chinaが世界を支配する日、続き。USAのsoft力の主要綱領は、各国民国家内の民主主義を強調。国際社会の仕組みの未来。2008年、Justin LinYifu林毅夫さんが、初のChinese主席経済家として世界銀行に採用された。欧米人以外で初。Chinaは既存の国際制度を内と外の両面から変革しつつある。11、Chinaがいつ世界を支配するか。Goldman Sachs社の2007年報告書は、Chinaが2027年に世界一になるとし、広く引用された。Chinaの歴史は長い。英国人Gavin Menziesさんは、Chineseが1421年に、豪州とAmericaを発見したとする説を発表したけど、恐らくとんでも説。胡錦濤元主席は、2003年、豪州訪問時にその説を引用。北京が地球首都に。朝貢制度再興。ChinaはAfricaや南Americaの資源国に対して新朝貢制度を広めつつある。西洋の世界秩序は、1945年以降、国民国家内の民主主義に高度の価値を置き、地球全体の民主主義を無視した。(そもそも西洋白人が、人口では多数の有色人が有利な地球民主主義を認めず)地球秩序は非民主主義で権威主義だ。(力の論理が横行)人口大国のChinaが覇権を取れば、西洋覇権時代に人口小国が大半の富を占めた状況よりも良くなる。(制度上の民主主義と矛盾)Chinaからの外国旅行客は04年に2800万人、予想では2019年に1億人、2020年に全地球旅行者は16億人。19、20世紀にCaucasus白人が特権を享受したけど、Chinaがそれを変革する。OECDによると、Chinaは2006年に日本を抜き、USAに次ぎ世界2位の研究開発投資国に。Chinaの大国としての行動。Robert Kaganさんは、中共も大国の法則の通りの拡張行動を取るとした。孫子らの、Chinaの戦略原則は、敵と直接に戦闘するよりも、敵を弱め、孤立化させることを重視する。力を行使するのは最後。力を出すのはむしろ弱さの証明。戦争になる前に勝つ。China孫子兵法は、武力戦争よりも事前工作で勝つことを重視するとされるけど、Alastair Johnston教授は、Chinaの、孫子を含む主要軍事古典7点を分析し、Chinaでも戦争必須論が支配するとした。中共体制は、Soviet共産党体制とはことなる。Sovietが失敗したところで成功。鄧小平の資本主義化、新自由主義化政策。孔子学院は、British councilやGoethe Instituteを手本にして、外国人にMandarin語を学ばせる。大学が、USAの世界制覇に重要な役目を果した。中共が現在猛追中。英国が国力衰退を認め始めたのは1950年代に、植民地喪失の状況に追込まれてから。2008年の金融融解はUSAの転機になるかも。USAの国家諜報会議報告書08年版は、その前の04年版に比べて180度転回。USAが衰退し、Chinaや印度と力を共有するとした。世界が直面する最大の危機は、USAが中共を敵視し、孤立化させる作戦を採用すること。08年大統領選候補者McCain上院議員は、中共と魯国を仲間外れにする民主主義連合を提案、これは穏健な部類。長期の危惧は、USAが冷戦に逆戻りし、中共に軍備競争を仕掛けること。英国からUSAに覇権が移行したことと、USAから中共に覇権を脅かされることは全く別の話。西洋の、心理上の、感情の、実存の危機。12、結論。Chinaを定義する8つの差異。経済成長とともに中共が西洋化するとは誤り。Fukuyama氏の歴史終焉論も誤謬の一例。本書は、単一の近代化を否定し、複数の近代があるとする。日本は啓蒙の原理を採用せず。Chinaを西洋の言語と経験で分析するのは誤り。Chinaが大国になり、西洋の普遍主義が終了。でも単純に世界がChina中心のものに改まることは無い。
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毎日新聞社、週刊economist、22年3月15日号。Russiaの暴走が招く世界大動乱。
福富満久一橋大院教授。北Korea、Iranは核開発を積極化させる。日本は北方領土返還の幻想を捨てるべき。
核自衛することも選択肢として真剣に議論するべき。西側対Eurasia 2大国、Russia、Chinaとの新冷戦の到来を冷静に受け入れよ。
水野和夫法大教授。1973年、南米Chile国政変以来のUSAによるshock doctrine政策は誤りだ。
もし今回Russiaが勝利すれば、海洋勢力から大陸勢力に覇権が移行する。倫理無き経済学を作り出したのは英国人Lionel Robbinsだ。
現代資本主義は、資本家の本性を抑制せよ、とのAdam Smithの主張を無視。各国の政治指導者やbusiness選良たちは、Smith著「道徳感情論」を熟読せよ。
寺島実郎日本総研会長。1975年、Londonで、Fuji銀行の旅行者小切手を出したら、Fiji銀行か、と相手にされず。
欧米主要国が金融政策正常化を現在進める、金利復活引き上げ、なのに日本は金融緩和継続。円安なのに輸出が伸びず、輸入物価上昇が加速。恐怖の円安の循環だ。
▼毎日新聞、22年3月13日、亀山郁夫名古屋外大学長。14年7月、Ukraine東部で親露派がMalaysia航空機を撃墜した事件で露文学者を辞めたいと感じた。
▼毎日新聞社、週刊economist、 22年3月29日号。
金山隆一さん、広島gasは5割のLNGをRussiaに依存。東邦gasは2割。九州電力、東北電力、東京gasは約1割。
阮、農林中金研究員。Russiaは小麦、化学肥料で最大の輸出国、戦争の影響大きい。
土田陽介、三菱UFJ副主任研究員。Russiaが欧州からChinaに、すぐに石油供給先を変更するのは不可能。pipeline不十分、輸送船手配困難。
遠藤誉、筑波大名誉教授。RussiaがUkraine東部2州独立承認したやり方に、北京政府は不賛成。外国が新疆やTibetを独立承認するみたいなこと。
北京政府は軍事面ではRussiaに不賛成、経済面で支援。習主席が三期目に突入する前の台湾侵攻はあり得ず。
続き。三村光弘、環日本海経済研研究員。Pyongyang政府のRussia支持は、好意の故にあらず。北Koreaの、Russiaとの経済関係はChinaとの関係に比べて全然小さい。
会田弘継、関大客員教授。開戦で、Trump派はPutin寄りだとして非難される。neo -con派の威勢が良い。Bill Kristol編集者、Eliot Cohen教授ら。
溝口修平、法大教授。Putin大統領は、21年7月論文で、Ukraineが貧しいのはRussiaとの関係悪化の故だと主張。
名越健郎拓大教授。Patrushev書紀は、Putin大統領の信頼が厚い。24年大統領選にPutin氏出馬困難。Navalny大統領の可能性無きにしもあらず。Putin後のRussiaは混乱弱体化へ。 -
Wedge、2014年9月号。
亀山郁夫名古屋外大学長、Dostevskyは、Russia人は絶対君主のもとにあるから無限に自由だとした。佐藤優さん、Ukraineを連邦化しろ。東部南部に自治権を持たせ、Kiev政府の外交安保を維持。
Russia、Ukraine両方悪。毒蛇対毒蠍。日本は手出しするな。
Wedge、22年5月号。James Stavridis元NATO欧州軍最高司令官。
Putin大統領は戦術家としては優れるけど、戦略家としては無能。Russiaは4つの失敗をした。
戦争計画が不足。兵站が拙劣。正規兵が不足して戦闘任務不明確。腐敗による横領。戦争の原因がNATO拡大だとは大嘘。
(NATO問題は口実にされるけど、口実と本当の原因を区別するべき。専門家と称する人の中にも、この区別をせぬ人が居る)
NATOは防衛のための同盟。近隣国を攻撃したことは無い。NATOは対Russiaで、軍事費でも兵員数でも戦闘機数でも軍艦隻数でも圧倒する。
RussiaがCrimeaとDonbasの大半を実効支配する形での停戦になる可能性が高い。
(それではRussiaがかなり有利。Ukraineは納得し難いけど、NATOや西側は、Russiaの弱点を確認したことで満足するのか)
Putin大統領は無謀で感情に動かされる。自国の急速な弱体化に怒る。西側一般、NATO、USAを憎悪。
習近平主席は慎重。思慮深く忍耐強い。自国の擡頭に自信を持つ。(だから西側も中共に対しては慎重に忍耐強く冷戦で対処する)
大澤淳さん。Zelensky氏は、位置情報を消す特殊な携帯電話を提供され、それを使用するのかも。
Donbas紛争では、RussiaはUkraine司令官死亡の偽情報を流し、司令官知人に安否確認をさせて居場所を知り、攻撃、今はその手は封じられた。
日本のdigital化は周回遅れだけど、Fax通信を残すのは安全保障上の意味がある。非常用として残せば良い。
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American Spectator、22年3月11日、Francis Sempa記者。
1905年1月、対日戦争の最中、St.Petersburgで血の日曜日。反戦反政権運動はRomanov朝打倒寸前まで拡大。
この歴史に学べ。Kremlinの誰かが大統領に、戦争は革命を招く、と耳打ちすべきだ。
Nicholas2世は教訓を学ばず、第一次大戦に突入、今度は帝政を崩壊させた。
Putin大統領は、Ukraineとの地域戦争に勝利したとしても、自身の体制の危機を大きくすることを認識するべき。
▼the Hill、22年3月15日、Alexander Motyl、Rutgers大学教授。
Putin大統領の開戦の決断は戦略上の誤り。合理性のある指導者なら誰もやらぬ愚行をした。Russia経済は国際社会から孤立、Soviet時代に逆戻り。
Russiaはsoft powerを喪失、国際評価を回復するには何十年もかかる。Putin大統領は失脚する。
Russia皇帝Nicholas2世、Somosa元Nicaragua大統領、IranのShahの例を見よ。
戦乱期には裏切り者の兵士が出る。権力と金力は諸刃の剣。お金の切れ目は縁の切れ目。
▼The Atlantic、22年3月16日、Brian Klaas、London大学教授。Putin大統領は独裁者の罠に落ちた。
Trump氏に戦略の天才と呼ばれたPutin大統領は、NATOを再活性化し、西側を団結させ、Ukraineの大統領を英雄にし、Russiaの経済を壊し、自身を戦争犯罪人として伝説化した。
独裁者が権力にとどまるための戦略が、結果として墓穴を掘ることになる。
古代哲学者Xenophonによる、専制者の逆説も専制者は自身が愛されると信ずることが出来ず、身近に居て、彼を最も愛する振りをした人物に裏切られる、と。
Russiaの選挙では偽のPutin反対者が仕立て上げられる。Putin大統領は国民の本当の態度を知ることが出来ず。
独裁者は自身の嘘を信ずる者となる。Brookings研究所のFiona Hill上級研究員は、Putin大統領は感染症による隔離状態で、Russia帝国の古地図を眺め暮らすとする。
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Taras Kuzio著「Putinの帝国主義とUkraineに対する軍事目標」
22年2月24日、信じ難いことが起きた。第二次大戦後の欧州で最大の戦争だ。
軍事力でUkraineの民主主義が破壊されれば、中共やIran等に、西洋民主主義の衰退を知らしめる。
Baltic3国や全NATO加盟国に脅威になり、中共による台湾侵攻への勇気づけになる。
Russiaは1990年代半ば以降、Eurasia諸国がNATOやEUに参加することに反対。
国連平和維持部隊がEurasia諸国に介入することに反対。RussiaはEurasiaの民主主義拡大に強硬に反対。
Kremlinは2007年に作られた概念、3大Slav民族の統合(Russia人、Ukraine人、Belarus人)を追求する。
UkraineはKyivを含む故に重要。2016年にVolodymyr大公像がKremlinの近くに建てられたけど、Kyivは少なくとも600年はMoscowよりも古い。
(Moscow、RussiaがKyivの後継者だとの主張はRussia以外では支持されず)
2010年から14年にかけてUkraineは非同盟、NATO加盟を目指さず、の外交政策を追求したけど、Crimea侵攻占領を防ぐことは出来ず。
Russiaには、中立はRussia属国化を意味する。KremlinはUkraineに、NATOとの全ての軍事協力を止めよと圧力をかけた。
RussiaはYanukovych元大統領に、EUとの自由貿易協定を破棄させた。
Putin大統領のRussia民族主義は、Ukraineを小Russiaと見る。21年7月の長文の記事でそれを明確に示した。
14年以降、Kremlinは、Minsk合意のRussia流解釈を受け入れよと圧力をかけた。Ukraine中央政府の力を弱め、連邦国家化。
Medvedev氏は、21年10月11日に寄稿、KremlinはZekenskyy大統領に忍耐不能、USAの傀儡とは交渉せず、御主人のWashingtonと交渉する、とした。
21年10月27日、UkraineはTurkey製無人機で、DonbasのRussia代理勢力を攻撃。12月17日、Kremlinは西側に最後通牒。
西部Ukraineは、1940年代前半から50年代前半にかけて、Stalinと闘争した歴史があるから、Russiaが占領するのは困難。
Zelenskyy大統領が逃げるとすれば西部。1980年代のSoviet対Afghanistan戦争の再現か。
NATO問題が戦争の主因にあらず。Russiaの建国思想(幻想)が主因。Russiaは親Ukraine政治家、活動家の名簿を作り、収容所送りにするか抹殺する。
Ukraine人は21世紀を生きるけど、Putin大統領は生きず。
▼Taras Kuzio「PutinのUkraine戦争」続き。
2009年以来、欧州で 8月23日が全体主義犠牲者追悼日。一部では黒ribbonの日とされる。
Sovietの反Zionistの主張では、holocaustの犠牲者は 2、3倍に膨らまされたもの、一般猶太人がholocaustで殺されたことの責任はZionistにあり、猶太人絶滅論は捏造だ、などとされる。
Sovietの反Zionismは、大祖国戦争美化と揆を一にした。Donbasには1980年代以降、15%から25%の猶太人口が存在。彼らは重工業や炭鉱労働を好まず。
Yiddishよりも魯国語を話し、Ukraine人とも魯国人とも分れて生活。Russia正教会も学校もpoliceも秘密policeも反猶太。
Ukraine分離主義者は、Poroshenko元大統領は隠れ猶太だ、本名はValtsmanだとした。(日本のnet右翼が反日政治家をKorea系だとするのに似る?)
魯国のTVは、Groysman元首相が猶太系だとしてUkraineへの敵意を煽り立てた。Ukraine分離派は、わざと猶太とfascistと混同する。
彼らの説では、2014年のMaidan政変は、新Khazaria国を建てる謀略だとされる。(中世に存在した猶太国、Khazar国を再建)
猶太はBolshevik革命で没収された財産を取り戻したい、と。DniproやAzovの志願兵たちは、猶太の資金で集められた、と。
奴らは敵兵士の肝臓を食べる儀式をする、と。Yushchenko元大統領はholodomorの悪を追及、2006年5月に国民記憶研究所を設立。
2013年、14年にUkraineで反猶太運動が多発。反猶太主義と魯国民族主義は、帝政時代もSovietでも現代魯国でも一貫して一体のもの。
猶太人、Ukraine人への政治、文化面での抑圧と暴力は魯国民族主義の中心。Crimeaと Donbasは、1990年代以降、大規模でsystem化した暴力の地。
第二次大戦後の10年で、Donbasに約 250万人がSovietの他の地域から工場、炭鉱労働者として移住した。素性不明人が多く流入、御蔭でDonbasは高犯罪率の地に。▼Kuzio氏22年4月22日Twitter、Ukraine軍はNATOで21世紀型訓練を受ける。2020年、AzerbaijanがArmeniaに勝利したのも訓練の差。Ukraine有利。Armenia、RussiaはSoviet式20世紀型軍隊。
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Martin Jacques、Chinaが世界を支配する日、続き。
華僑を含めた大Chinaは強力。Chineseは異文化に同化せず。ことなる存在を見下す。Chineseは漢人の同一性を信じ、多様性を軽視。
Chineseは自らを最上位に置き、次に白人、その下に黒人、の序列で人類を見る。(非漢人の黄色人は黒人と同列?)
Chinaの興隆、世界一国への復帰をChineseは歴史の必然と見る。Egypt、Greece、伊太利(羅馬)の人びとは、古代の繁栄が現代未来の幸運をもたらすとは信ぜず。
Chineseは未来の幸運を信ずる。Chineseは世界を文化面、人種面で序列化階層化する。
9、Chinaの裏庭。朝貢制度では、Chinaが長兄、Koreaが次兄、日本が弟とされた。中共の一国二制度の背景にあるのは、孔子思想。
模範になる人は和して同ぜず、小人は同して和せず。China思想では和は均質性と対立する概念、混沌chaosと両立し得るものとされる。
Chinaが強大になるにつれて、中華思想を強めるのは何の不思議も無い。1979年2月、中共はVietnamに侵攻、懲罰戦争だ、とした。
05年秋、MalaysiaでChinese旅行者がpoliceに不当な取り調べを受けたと現地のChina系紙が報じ、中共が大騒ぎ。Malaysiaの大臣は北京に飛びお詫び。
誤報と判明したけど、北京は黙殺。1997年にIndonesiaで華僑が襲撃された時は、北京政府は抑制された対応。台湾は交渉不能の大問題。
大きな兄と小さな弟の世界観のChinaには、日清戦争で敗れたこと、劣る民族、劣る国と見下した日本に、は西洋野蛮人に敗れるよりも遥かに大きな屈辱。
その後の日本軍国主義による傷は決して癒されることは無い。著者は、日本はAsiaに対する謝罪が不足、の俗論に屈する。
日本を保護する立場のUSAは、日本は中共に謝罪する必要は無いとした。でも中共の興隆に対して日本は態度を改めることが出来ず、麻痺状態に。
続き。鄧小平は1984年の演説で、台湾との統一を黄帝と結び付けた。Chinaは人類Africa単一起源説を拒否。Chinaを起源の地の一つとする。
Chinaの歴史家の見方では、China領土拡大は征服であるよりも統合とされる。人民の多様性を破壊したChinaは、その点ではもはや帝国にあらず。
領土の広大さの点では今でも帝国だけど。宇宙から国民国家へ。Chinaは世界の中心であり天の下の地だとされた。神に選ばれた地と信仰された。
章大炎(1868年から1936年)が漢人概念を導入した。満州人や欧州人と区別される。China民族主義は文化主義でもある。人種思想は人類に普遍のものだ。
中共も台湾も香港も表向きは人種差別は西洋の現象、自分たちは無関係とするけど、人種主義にはいろいろな種類がある。
Chinaの人種差別思想、中華思想は紀元前千年位にまで遡ることが出来る。Chineseは他民族を野蛮人としつつ、2種に分けた。
生の野蛮人と調理された野蛮人。文化と人種を結び付けた思想。Chineseも、白を、文明と優越の証しだとした。(白人とは髪や眼の色がことなるけど)黒を軽蔑。
(道教系思想は、抽象化された黒の概念、玄を尊重)1890年代以降、Chinaで西洋白人Caucasus人が白悪魔とされ、黒人が黒悪魔とされた。
黄色人を黄河や黄帝と結び付けて肯定。孫文も白人と黄色人の対決を認識。1949年共産革命後は、人種主義が否定され、漢人至上主義に移行。
少数民族を漢人に同化させる政策が進められる。各自治区に漢人を移住入植させる。Chineseは黒人を差別。2005年、USAのRice国務長官(黒人女子)が北京に訪問した際、Chinaで差別言辞が溢れた。
Wang Xiaodongさんは米中対立は不可避だとし、Chineseを標的にした遺伝兵器が作られるとした。香港科学技術大の丁学良教授は、USAはChinaを主要敵と見做すとした。




